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内空変位測定 / ないくうへんいそくてい トンネル用語集 計測測量


項目 ないくうへんいそくてい/内空変位測定
英語 convergence measure
独語 Konvergenzmessung
仏語 -
意味 一般には、トンネルの変形状態を調べるために内空寸法を測定することをいう。特に、山岳トンネルで施工管理計測として行う内空変位測定は、掘削後のトンネル壁面が応力解放または周辺岩盤の塑性変形によってトンネル内空に向けて変位する場合の相対変位量を測定することにより、トンネルの安定状態を把握するものである。この方法は簡便で、かつ、有効であり、トンネル施工の安全性、支保工の効果、支保工の施工時期、方法等を検討する基本となる施工管理計測である。計測器具は堅牢で個人差がでず、読取り精度の高いものが要求され、コンバージェンスメジャー、インバールワイヤ、スチールテープ等が用いられる。